2008年 05月 10日
能楽師 大槻文藏「景清」
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景清が娘人丸(ツレ/武富康之)の背中をポンとひとつ叩いて、永久の別れを告げます。
二人の親子が永久の別れに向かって、それぞれ歩み始める。
『景清』のラストシーンです。
そして、景清が橋掛かりから消えて行きます。
いつもですと、橋掛かりの二の松あたりで、場内からの拍手があるのですが、
今回は、景清が揚幕の中に入って、姿が見えなくなって初めて拍手が沸き上がりました。
その拍手は長く長くなり続きました。
大槻文蔵先生の『景清』。
今夜この場所に居て本当に良かったです。
午後7時30分からの遅い時間帯での開演で、
大槻能楽堂の自主公演能がありました。
昨年のナイトシアターが午後7時開演でしたので、
それよりもまだ30分遅い開演となりました。
狂言の『文荷(ふみにない)』から始まり、
大槻文藏先生の 能『景清(かげきよ)』でした。
観世流 大槻文藏。
昭和22年に『鞍馬天狗』で初舞台。
大槻能楽堂の当主。
毎年「大槻文蔵の會」を開催、今年は11月15日に第14回目を迎えます。
また、復曲能や新作の創造にも取り組まれております。
大槻文藏先生のカレンダーは、今年で4回目になりました。
撮影では、能の型だけにとらわれず、動きの美しさや、
感情の微妙な表現を撮れたらと心がけています。
カレンダーの写真は、5月・6月の『頼政』です。
二人の親子が永久の別れに向かって、それぞれ歩み始める。
『景清』のラストシーンです。
そして、景清が橋掛かりから消えて行きます。
いつもですと、橋掛かりの二の松あたりで、場内からの拍手があるのですが、
今回は、景清が揚幕の中に入って、姿が見えなくなって初めて拍手が沸き上がりました。
その拍手は長く長くなり続きました。
大槻文蔵先生の『景清』。
今夜この場所に居て本当に良かったです。
午後7時30分からの遅い時間帯での開演で、
大槻能楽堂の自主公演能がありました。
昨年のナイトシアターが午後7時開演でしたので、
それよりもまだ30分遅い開演となりました。
狂言の『文荷(ふみにない)』から始まり、
大槻文藏先生の 能『景清(かげきよ)』でした。
観世流 大槻文藏。
昭和22年に『鞍馬天狗』で初舞台。
大槻能楽堂の当主。
毎年「大槻文蔵の會」を開催、今年は11月15日に第14回目を迎えます。
また、復曲能や新作の創造にも取り組まれております。
大槻文藏先生のカレンダーは、今年で4回目になりました。
撮影では、能の型だけにとらわれず、動きの美しさや、
感情の微妙な表現を撮れたらと心がけています。
カレンダーの写真は、5月・6月の『頼政』です。
by photomm513
| 2008-05-10 09:04
| 撮影